自然農法は唯心農法

 岡田茂吉師は、『真理とは勿論自然そのままの姿を言う』と言いました。

 私はいつも言います。「圃場で大自然と向き合う事は、神様と向き合う事。自然農法は人間を正しい方向へ導いてくれる。」と。だから自然農法の素晴らしさを体感するには、圃場に足を運ぶ事が最も有効な手段です。また、自然農法の農場には、強く清らかなエネルギーが満ちているようで、その場にいるだけで元気になるものです。 

 私は自然農法を始めて数年経った時、衝撃的な体験をしました。肥料なしで作物ができる。始めから何も要らなかった。岡田茂吉師の言う『自然力』を理解できた瞬間で、全身に電流が流れたように感じました。それは大自然からもらった気付きの中で一番大きなものでした。

 そして、いつもする話があります。長女の歩美がまだ2才か3才の時、家から木製の小さなおもちゃを畑に持って来て、それを土に埋めてジョロで水をやっていたのです。どうやらおもちゃが増えると思ったようなのです。私はそれを見て感心しました。まだろくに言葉もしゃべれない子供が、いつも親のやっている事を見て、“土は物を生み出してくれるもの”であるという事を、イメージとして理解しているのです。その事で私は、「自然農法は最も身近な唯心教育」だと言うようになりました。特に子供には、清らかな農場で充分な時間を過ごさせてあげる事が大切です。子供はだんだんと、目に見える物のその奥にある、神秘や霊性に気付くようになります。

 私は、「自然農法は唯心農法」だと表現できると思います。土に肥料を与えないで栽培するには、大自然の力、土の力を信じきる事が出来なければそれは出来ません。その為、一般的な農法から自然農法に切り替える事は、なかなかすぐには出来ないものです。一般的な農法をされている農家の方々が見学に来られる事がありますが、皆さん同様に、大変な衝撃を受けて帰られるようです。肥料を入れないで、立派な野菜が育っているという事が、まるで奇跡を体験したかのように感じるのでしょう。これは自然農法の持つ力であり、魅力だと思います。それは、「人間を唯心に目覚めさせてくれる力、大宇宙の摂理に心を開かせる力」です。

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